日本統治下の洋館100年
台湾の日本統治時代初期、1910(明治43)年に台北市に建てられた洋館「撫台街洋楼(ぶたいがいようろう)」(市史跡)が、今年で落成100年 を迎えた。洋館は当初、土木建築会社「高石組」の本店事務所として建設され、初代経営者は福岡県沖端村(現・柳川市)出身の高石忠慥氏だったが、子孫の消 息などは不明。記念行事を計画している台北市側は「当時の日本人がどんな思いで台湾に渡り、事業を起こしたのか、手掛かりを見つけたい」として、高石氏の 子孫や関係者を捜している。
→→→ 西日本新聞